1963年に出版され、長い間絶版になっていましたが、リニューアル版として復活。プラネタリウムのために描いたものを土台にしているため、全部バックが黒色になっていて、テーマどおり神秘的な世界が広がります。 月がだいすきな男が、月をとってこようと決心し、長い長いはしごを作る。そしてついにはしごは月に届いて、男は月を持って帰ったが…。空想的な物語の中で、月食など月にまつわる不思議も紹介。 三谷幸喜ファンは、よくご存知、和田誠のイラストです。 

サイズ：26.5cm×19cm / 40ページ / ハードカバー / 新本

著者紹介： 和田誠
1936年、大阪生まれ。似顔絵のイラストで活躍するほかエッセイスト、グラフィックデザイン、映画監督(製作)、絵本作家など多才。1983年『ビギン・ザ・ビギン』で日本ノンフィクション賞受賞、1993年『銀座界隈ドキドキの日々』で講談社エッセイ賞受賞。