イタリアを代表する児童文学作家、ジャンニ・ロダーリの「パパの電話を待ちながら」が最初に発行されたのは1962年、60年以上も読み継がれてきた名作の復刻版。装画を含め挿絵はイタリアの天才美術家、絵本作家のブルーノ・ムナーリが担当。毎日9時に電話で娘にお話を聞かせる約束したビアンキさん、娘に70個以上のお話を聞かせるショートショートが書かれた一冊。シュールで奇想天外、一話ごとに描かれた線画のカット、テキスト中心でイラストは少なめですが、シンプルで抽象的なムナーリのイラストが楽しい。

2010年。新本。

サイズ:  21cm×15cm / 172ページ / ソフトカバー
＜イタリア語表記＞

作家紹介: Bruno Munari (ブルーノ・ムナーリ）

作家紹介: Gianni Rodari（ジャンニ・ロダーリ）
1920年イタリアのピエモンテ州生まれ。教育者、詩人、児童文学作家、シュールレアリスト。1950年代から児童文学作家として活動。1970年に国際アンデルセン賞を受賞し、児童文学界において不動の地位を獲得した。